アイデアは「肚(はら)」で出す

ということについて、Passion For The Futureブロガー橋本氏の記事を引用して。→Passion For The Future: 「金のアイデアを生む方法 "ひらめき"体質に変わる本

ネタが尽きない人は、ネタ切れを恐れないものだと思う。仕事のプロというのは新発想を年中求められるから、常にネタ切れの状態からネタを生み出している。逆にアマチュアは持ちネタから離れられない。発想の幅が狭い。

橋本氏、いいこと言うなあ。

重要なのは、ネタ切れして煮詰まった状態の先に金のアイデアがあると信じられるかどうか、だと思う。そのためには経験しないと信じられない。私の仕事の経験では、フリーランスの人は発想が豊かであることが多い。実際、企画プロデュースの大物はフリーである。
これは自由人だから自由な発想ができるというだけでもないと思う。明日の仕事を取るために、生活レベルで強烈に煮詰まった経験があるからだと思う。会社員のネタ切れとフリーランスのネタ切れは深刻さが違う。フリーはどうにかしなくてはいけないから、なくても出すのである。

まったく同感だ。素晴らしい。

もちろん、アイデアを出すうえで重要なのは「頭」かもしれない。だが、単に「頭の使い方」が上手いだけで、コンスタントに素晴らしいアイデアが出せるわけではない。

職業としての企画屋に必要なのは、「頭の使い方」だけではないのだろう。

では何か?

(はら)」じゃないだろうか?

アイデアは、「ある」とか「ない」とかいうべき問題ではない。

「死んでも、出す」という意志の問題。

ネタ切れ、即、死。

innovate or die

肚を括るしかない。

大変だけど。達成感も大きい。


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コメント(2)

DATE: 2007/03/23 10:42:36
樋口様、ゼロベースの石橋です。コメントありがとうございます。

>やはり年でしょうか。無理が相当たたってきたので

これを拝見し、将棋の世界を連想しました。最新型の勉強、読みの点では若手のほうが強い。体力勝負の対局になると若手とやるのはつらい。しかし、歳を重ねることで、いろいろなテクニック、心理戦などに長けてくる、といった話。

また、歳を重ねるほどに、記憶力・論理思考力は衰えていくものの、多面的・統合的な理解力・判断力、いわば情緒力が伸びる(死ぬまで?)といった主張も聞き及びます。

これらの話や樋口様のお話を総合するに、「毎日71個」という「数をこなす体力」は若さと関係がありそうだ、と思う一方、アイデアの「質」を保つ(あるいは伸ばす?)ことはできそうだ、という希望を持ちたいと思いました。

DATE: 2007/03/23 07:48:27
2007-03-23-0138
こんにちわ。アイデアマラソンの考案者で、「金のアイデアを生む方法」(成美堂出版)の著者の樋口健夫です。
過去8年間、毎日発想を71個を出して書き留めてきました。その考え方は、「発想は慣れだ」「死んでも発想を出す」だったのです。ただ、やはり年でしょうか。無理が相当たたってきたので、やはり今は50個に減らしています。橋本氏の書評には、本当に実感しています。

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