事業としてのWebサービスとは?

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「企業がWebサービスを作る」ということは、「商売の仕組み(システム)を作る」ということです。

例:事業としてのWebサービス
Yahoo! Japan、楽天市場、mixi、はてな、モバゲータウン、ユニクロオンラインストア
反例:たんなるWebサイト
ZEROBASE Inc.コーポレートサイト
反例:広告・広報としてのWebサービス
ecotonoha家紋ジェネレータ(綾鷹)
反例:個人、非営利のWebサービス
脳内メーカー電子政府の総合窓口

※そもそも「WebサービスではないWebサイト」のほうが数多く存在します。キャンペーンサイトやコーポレートサイトなどは、ほとんどが「たんなるWebサイト」です。→参考:ネット業界研究(そもそも「ネット業界」とは?) @ ZEROBASE BLOG (2008年01月19日)

分かっている人には当たり前のことなので、くどかったらすみません。

  • 「Webサービス≒事業」です。
  • 「新規Webサービス≒新規事業」です。
  • 「新規Webサービス開発費≒新規事業開発費」です。
  • 「新規事業開発費」は多くの場合「投資」です。(費用を資産計上し、その資産が上げる利益によって回収する)

企業としては新規Webサービス開発プロジェクトを立ち上げるときに、かならず「何のためにやるのか」(事業としてやるなら)「投資額が回収できるほどの利益が出るのか」という話が出てきます。かならず、です。お金を出す側=経営陣としては。

この点において、「企業が、事業としてのWebサービスを作る」ことは、「個人が趣味でWebサービスを作る」のとは違いますし、「広告・広報のためのWebサイトを作る」のとも本質的に異なります。→誰も知らないWeb業界「広告系」と「IT系」の違い @ ZEROBASE BLOG (2007年12月18日)

また、事業としてのWebサービスは「作ったら終わり」ではありません。むしろ「作ったらスタート地点に立てた」に過ぎません。集客し、利益を上げるのが目的です。Webサービス開発に投資する企業としては、「作るのは手段であって目的ではない」のです。「作ったWebサービスを使って利益を上げる」といったことが目的なのです。

※「なんのために」の時点で目的が利益でない場合もありますが。例えば、メーカーの顧客サポートを目的としたQ&Aコミュニティの開発とか。こういう場合、「コールセンターへ電話するまえに、Webサイト上で調べて自己解決する人が増えて、問い合わせ件数が減ること」といった目標設定をし、KPIを例えば「問い合わせ件数」と設定して、Q&Aサイト開設前後で比較します。目標値を一定期間で達成したかどうか、をサイトの評価にします。ただ、こういうのは単体で「事業」になっていません。売上も利益もなく、あくまで「物を作って売る」というメーカーの事業の一部分を補うに過ぎない。その点で、いま議論している(事業としてのWebサービス)には含めません。

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このページは、ishibashiが2008年2月 1日 20:46に書いたブログ記事です。

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