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起業家の相談受けます

「起業家予備軍の相談受けます」というお知らせです。(※「メンターやります」としていましたが、おこがましいので「相談受けます」に変えました)

まずは背景説明から。

つねづね、起業家を増やしたいと思っています。起業家が増えることで、日本経済、ベンチャー経済の活性につながると思っています。とくに私が期待しているのは、ビジネスマンです。優秀なビジネスマンがベンチャー起業するケースは、とても少ない、足りないと思っています。

ここで「ビジネスマン」といってるのは、狭い意味です。専門職(エンジニアなど)の対義語として使っています。もちろんエンジニアも「ビジネスマン」ですが、ここでは、象徴的に言えば「MBA的キャリアの方向性を持つ人材」のことを「ビジネスマン」としています。ICT(Information and Communication Technology)ベンチャーの世界では「ギーク」と「スーツ」という対比がなされます。

ICT分野のベンチャー起業といえば、エンジニアが創業した会社をイメージする人が多いのではないでしょうか。そういう会社が伸びる時期には、ビジネスマン(経営者)の貢献が見られることが多いのですが、それはご存じでしょうか。エンジニアで、経営がきちんとできる人は、なかなかいません。いや、いたとしても、どちらか(経営か技術か)に専念できたほうが、会社は伸びるようです。ビジネスマンが経営者を務めて、エンジニア自身は技術に専念する。これがICTベンチャー、スタートアップにおける経営陣の役割分担としては適切なのではないかと思います。(※絶対の正解というわけではありませんが)

ICTベンチャー経済圏に、優秀なエンジニアは多いのですが、どうやら優秀なビジネスマンが見あたりません。足りません。ここでいってるのは社員ではなく経営陣。しかも創業期。きわめて少ないようです。

「ICT分野のスタートアップ・ベンチャーには、優秀なビジネスマンが不足している。そのことが日本のICTベンチャー経済圏における、マクロな課題である」

これが私の現状認識です。そういうわけで、優秀なビジネスマンがベンチャー起業家になる手助けをしたい。「起業家予備軍の相談相手」をやってみることにしました。起業には、経験しないと分からないこと、知っていると簡単なことがあります。知らないとはまる「落とし穴」もあります。知っていると同業他社に対して圧倒的な強みになることもあります。私自身の経験から、そういったアドバイスができるかもしれません。(できないかもしれません)

私など起業家のはしくれに過ぎず、もっとすごい人は山ほどいますが、微力でも自分にできることをやってみよう、と思ったわけです。

※追記:むしろビジネスモデルに関するサンドバッグとして頂くのも有効かと思います。けっこう嫌らしい(穴を指摘するような)質問をぶつけることができると思います。それによりアイデアを洗練することができるのではないかと思います。どうせ指摘されるなら本番(資金調達や事業提携のプレゼンなど)ではなく練習で指摘されたほうがいいというわけです。

こういう背景で募集することにしました。詳しくは下記の通りです。

■起業家予備軍の方へ(募集要項)

・サービス内容:石橋があなたの起業について、1時間、相談や議論のお相手をします。

・料金:無料

・対象者:起業家予備軍(※起業を考えている、起業準備中である、もしくは起業直後など、フェーズは問いません)

・相談内容:なんでも結構ですが、応募時に明記してください。なるべく具体的に。(※ジャンルとしては、起業の進め方、採用、事業計画やWebサイトの企画に対して意見が欲しい、などを想定しています)

・実施時期:毎月、抽選で1名ずつ。(※お互いに継続する必要性があれば、2回、3回と継続することになるでしょう)

・応募方法:お問い合わせフォームに「自己紹介」「相談内容」を詳しく記入してお申し込み下さい。

※今回の抽選にもれた方は、次回の抽選で優先します

■石橋について

相談するに足る人物かどうか判断していただくために、情報を開示しておきます。恥ずかしいですが。。。

・IT技術、デザイン、マーケティング(戦略立案)などに経験があります。

・経営に関しては、2004年9月から会社を経営しています。個人事業の創業は2003年1月です。順調なばかりではなく、失敗・挫折も経験してきました。いまだに自分自身が試行錯誤の最中でもあります。(言うまでもなく、引退するまで試行錯誤の連続だと思いますが・・・)

・起業については多くの他人事例も見てきました。主にネット業界。友人、知人、赤の他人など、いろいろと。また、GMOベンチャーパートナーズ社のお手伝い(シンジケーション・パートナー)を通じて、多くの起業家に会い、事業評価をしてきました。

・私の会社については、ゼロベース株式会社のWebサイトをご覧ください。業態は法人向け受託開発です。高い付加価値の実現について研究してきました。商材はWebサイトであり、とくに動的なサービス、システムの企画、開発に経験を蓄えています直近の事例にはエア新書コマーシャライザーがあります。

・収益力や財務状況については、弊社の顧問税理士によれば「まったく問題がない財務諸表」だそうです。いわゆる売上高経常利益率、自己資本比率が「こうなったら理想的」という水準を満たしているとのこと。

・ブログのRSS購読者は約1,200人(FeedBurner調べ)

・私自身の考え方は、懐疑主義です。成功した経営者の持論でも、合理的でなければ否定します。仕事は結果より過程が重要と考えます。馬鹿な成功者より、賢い失敗者のほうに共感します。バクチは嫌いで、手堅い経営を好みます。成功する可能性に賭けるというより、失敗しないために手を尽くすタイプですね。迷信に近い「成功法則」などはあてにしません。精神論も大事ですが、それだけではダメです。「成功法則」の多くは少なすぎるサンプル、かつ後知恵バイアスにより歪められた「法則」ですから。(←客観的に言って、起業しなさそうなタイプですね)派手な成功体験談を聞いて自己啓発したければ、そういうセミナーと併用して頂ければよいでしょう。

■対象(例)

下記のような起業家には、有効なアドバイスができる可能性があります。

・Web関連事業(ネットサービス)で起業しようとしている人。→Web上の事業計画について
・ソフトウェア技術のベンチャーに挑戦しようとしている人。→技術の事業化について
・研究開発と並行して受託開発もしようと考えている人。→受託商売について
・そもそも起業全般について分からないことが多すぎる!という人。→いろいろについて

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2008年06月23日 05:00に投稿されたエントリーのページです。

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