ベンチャー起業ごっこ(インターン)

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起業家よ、来たれ。新規事業の最高責任者に任命する。

新規事業の実験手法を身につけることで、君は【リスク】を管理できるようになるだろう。いずれ君自身が起業するときに役立つ経験だ。あるいは、ここで立ち上げた事業を分社・独立し、そのまま社長になることもできる。

プログラム名は「ベンチャー起業ごっこ」でも、これは本物のビジネスだ。

(学生でもビジネスマンでも可。ネットビジネスを週末起業するという意図でも結構)

期待する成果

君の使命は、収益構造の確立だ。そのために【フィジビリティ・スタディ】という仮説検証プロセスを遂行し、下記の問いに対する答えを見つけること。

  • 「どういうお客様に、どういう価値を、どのような形で、いくらの価格で、提供すれば喜ばれるのか」
  • 「それを提供する手段は何か、いくら費用がかかるか、いくら利益が出るか」

募集の背景

当社には、人手が足りない。新規事業のアイデアはあっても、実現する人間がいない。したがって、社外から【起業家】を招くことにした。もちろん、あなたが素晴らしいアイデアを出して、それを実行してもいい。

※システム開発やデザインのスキルは必要ない。サイト開発は、あなたの役割ではない(もちろん開発に参加してもよいが)。そこはゼロベース本体に任せてもらっていい。あなたは「事業を立ち上げる」ことに専念できる。

仕事内容

新規事業の【フィジビリティ・スタディ】を実践してもらう。いわば事業のミニチュア、小規模な実験による仮説検証である。次のようなフェーズで実施する。

企画フェーズ

新規事業の企画を立案する。まず「誰に」「何を」提供するか、という話である。これを「誰の」「どんな問題を」解決するのか、という【顧客視点】で考える。顧客視点は、あらゆる事業の原点だ。

企画フェーズのアウトプット(成果)は、有力な【仮説】を立てることである。「こういうものを、こういう人に提供すれば、こういう問題が解決できて、こういう価値があるのではないか」という【仮説】をつくるのが企画フェーズである。

※ゼロベース社独自の事業企画方法論「ユーザー中心ビジネスデザイン(User-Centered Business Design)」を用いて「バグ探し」から事業を企画する。

フィジビリティ・スタディ

小規模に事業を実験する。つまり、商品を顧客に実際に売ってみる。

初期投資50万円以内で開始する。その結果をもとに、追加投資を判断する。追加投資の価値があれば、フィジビリティ・スタディを継続する。そのための費用を追加投資する。それを何度か繰り返し、黒字化の道筋がついた段階で、フィジビリティ・スタディは完了する。事業拡大フェーズへと移る。

追加投資の価値がないと判断した場合、プロジェクトは中止する。その目安にとして、「累積赤字額100万円」や「有力な仮説が見つからない」などの基準がある。

事業拡大フェーズ

事業拡大フェーズは、君が引き続き担当してもよいし、別の人に交代してもよい。ここでは、スタッフの採用、マネジメント、集客といった、フィジビリティ・スタディとは異なる経験ができる。

分社化

事業が成長すれば分社化する。事業拡大フェーズから継続して、そのまま新会社の社長になることも可能だ。

※もちろん、君にその意志があり、当社も「君に任せることが事業の成功にとって最有力である」と判断した場合に限る。君がそれまでに示した実績が判断指標となる。

再挑戦

プロジェクトが失敗した場合や、再びゼロからの立ち上げに挑戦したい場合は、新たに別のプロジェクトを任せる。成功だけでなく、失敗からも人は多くを学ぶ。それを糧に、何度でも挑戦して欲しい。

得られる経験

  • 解決する価値のある問題の探しかた
  • 正解のない問題への取り組みかた
  • 新規事業の企画と実行

新規事業に必要な事業企画、商品企画、マーケティングの実践。誤解しないで欲しいが、「上司が考えた戦略」を「君が実行する」のではない。君が、これらの戦略を立案し、決断し、みずから実行するのだ。だからこそ、君自身が起業するときの【武器】になるのだ。

ここで得られる「スキル」など、大したことはない。むしろ、本質的な問題解決能力と、それ以上に重要な【問題発見能力】を得ることができるだろう。これは、いくら勉強しても身につけられない。経験によってしか。

対象となる人

社会人

じつは、学生でもいいし、社会人でもいい。要するに心構えとして「社会人」であることを期待する。

自己認識が「社会人」であること。学生であっても「社会人」の意識を持っていること。問題は「自分は学生だ」という甘え。これは許容できない。すでに社会人であるかのように行動する人を採用する。

いったんフィジビリティ・スタディを開始してからは、途中で投げないこと。やむを得ず辞職する場合も、2ヶ月以上前に申告すること。「社会人」として最低限の責任感を持って、自分のせいで事業を頓挫させることのないようにしてほしい。

自分で学べる人

教えられるのを待つ人には務まらない。ここは学校ではないし、君がするのは勉強ではない。ここは会社で、君は仕事をするのだ。

君は誰も答えを知らない新規事業という問題に取り組む。人に答えを聞くことはできない。自ら未開の荒野を切り開いていくのだ。

事業にとって必要なことについて「習っていないからできません」は禁句だ。必要になった知識はその場で習得する。それができない人間に起業家は無理だ。起業家はあらゆる手段を用いて顧客を満足させるのだ。持っていない能力があれば、その場で習得する。それができなければ、起業家ではない。

起業志望者

必須条件ではないが、いずれ起業する意志があるか、あるいは、この機会に起業しようという人には適している。ここで成功した事業は、君が社長となって分社化することもできるのだから、君自身の起業の場と考えてもよい。

事前課題

下記の質問に対する回答を文書で提出すること。どんな長文でも構わない。君の全存在をかけて回答して欲しい。

  1. 周りの人たちは、あなたのことを、どういう人間だと思っていますか?
  2. あなたは「どういう人間でありたい」と思っていますか?
  3. あなたが「興味・関心」を持っている物事は何ですか?
  4. あなたにとって「仕事/ビジネス」とはなんですか?
  5. あなたが仕事をしていて「幸せ/喜び」を感じる瞬間は?
  6. あなたにとって「社会/経済/国家」とは?
  7. あなたが「社会/経済/国家」に対して「できること」は何ですか?
  8. あなたが途中で投げないか心配です。不安を解消してもらえますか?
  9. 何か質問はありますか?

期間

  • 最短:6ヶ月
  • 最長:無期限

勤務条件

  • 作業時間の目安は毎週8時間。(もちろん上限はないので、好きなだけ)
  • 毎週1回、定例会議のため出社。
  • 作業場所は自由(※業務に支障がないかぎり自己判断で自由に)

勤務地

  • 事務所:東京都港区南青山2丁目
  • 最寄り駅:外苑前、青山一丁目
  • 作業場所は自由なので(定例会議を除き)必ずしも出社しなくて良い。もちろん出社してもよい。

活動支援金

あり

応募方法

  • 履歴書
  • 職務経歴書
  • 事前課題(上記)への回答

以上3点を添付して recruit@zerobase.jp へ送付してください。メールの件名は「ベンチャー起業ごっこ応募」としてください。

なお、あなたが学生ならば、直接当社へ応募するよりも、ETICさんを通した方がよいかもしれません。色々とサポートをしてくれます。

長期実践型インターンシップ 募集情報詳細 ゼロベース株式会社 | NPO法人ETIC.(エティック)

質問

質問も recruit@zerobase.jp までお送りください。メールの件名は「ベンチャー起業ごっこ質問」としてください。

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ベンチャー・キャピタルの資金はダブついているのに、投資機会が少ない。つまり、起業... 続きを読む

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このブログ記事について

このページは、ishibashiが2008年12月 8日 16:00に書いたブログ記事です。

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