DevLOVE 2012 で「人文知が人生の危機を救ってくれた」という話をしました

人生の転機で、どんな本を読んで、どんなことを考えたかを語りました。

DevLOVE 2012 で「指標を超えて(エンジニアが人文知の重要性を思い知った話&ブックガイド)」という講演をさせて頂きました。

DevLOVE 2012 の主催者・スタッフ・参加者のみなさんに感謝します。

人生の転機で、どんな本を読んで、どんなことを考えたかを語りました。とくに、エンジニアだったぼくが、どんな人文書に救われてきたか、という話を中心に。

「人文知が救ってくれた」という受動的な表現ですが、実際には「人文知を使うことで自分で自分を救うことができた」という感じなのですが。

まあ、ひどい「自分語り」で、何様だって感じなんですけども、 "Hangar Flight" は、そういう話をする場だそうです。

かつて空を飛ぶことがまだ危険だった頃、飛行機乗りたちは格納庫(ハンガー)に集まって己の経験や知見をお互いに伝え合ったそうです。

Hangar Flight を現代のソフトウェア開発にも。このコンテンツでは、皆さんから、セッションの公募を行います。テーマは自由。皆さんの経験談や主張を存分に繰り広げて下さい。

「飛んでみたらヤバい目に合ったけど、こうしたら助かった」という話をしたので、趣旨には合っていたかなと。

たった15分の発表だったので、詳しい話は、また別の場で、たっぷり話したいと思います。お声がけください。

舞台裏

スライドのデザインについて舞台裏を開陳します(笑) 誰かの何かの参考になれば幸いです。

  • 紹介したい本が70冊以上になったが、15分しかない
  • 主に本の紹介だけ

ということになった時点で、

  • 60枚に減らす
  • スライドの様式をそろえる → Keynote のマスタを作成

としました。マスタに本の表紙画像(書影)を流し込んで大量生産する方式です。あと、全部紹介するつもりはなくて、重要じゃない本(スライド)はポンポン飛ばすことにしました。発表前にスライドを SlideShare で公開してツイートすることにしました。

全体の構成としては、

  • 「転機」と「本」の関係性がポイント
  • 時系列で話す

ということにしたので、それを表現するために、スライドのマスタに縦の時間軸を入れました。

喋りの方針については、まず言いたいことを早い時間帯で言ってしまおうと。あとは余った時間いっぱい使い切って本を紹介しようと。とくに起承転結的な構成とか、「まとめ」のスライドとか作っておりません。途中で時間切れになってもいいような構成です。

こういう方向性で話そうということが発表前日(DevLOVE 初日)に決まった(方針変更)ので、このスライドは3時間で一気に作りました。

追記

15分間で二つの話はできなかったので、最初に会場で挙手アンケートをとって「なぜエンジニアに人文知が関係あるのか/どう役立つのか」のほうを語りました。

しかし、当初のタイトルが「指標を超えて」であったように、「方法としての工学知は、目的に向かう人文知の裏付けを必要とする」という話もしたかったんですよね。

例えば、『暴走するアルゴリズム、ウィーナーの危惧』のような話。

『暴走するアルゴリズム、ウィーナーの危惧』というテーマが重要であるというよりも、こういうテーマを自分で発見(問題化)する必要性と、責任と、道具についての話をしたいですね。また別の機会に。

あと、削る前のバージョンもアップロードしたので、リンクだけ貼っておきます

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