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フロリディ情報哲学の座談会 ゼロベースサロン レポート

2017-07-07 by 五十嵐佳奈

新刊『第四の革命―情報圏(インフォスフィア)が現実をつくりかえる』が話題(?)の哲学者ルチアーノ・フロリディについての座談会を、2017年5月30日にゼロベースサロンで収録しました。

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ルチアーノ・フロリディ(Luciano Floridi、1964年11月16日 - )は、科学哲学、技術哲学、倫理学の分野でイタリアで最も影響力のある思想家の一人である。彼自身が確立した、情報哲学と情報倫理学の研究で知られている。 — Wikipediaより

情報アーキテクトの石橋と大林寛さん(OVERKAST)が、「フロリディ」と「情報」について約一時間半、縦横無尽に語り合いました。

倫理、情報、哲学に始まり、プライバシー、アイデンティティ、IA、編集、コモンセンス、イノベーション、大企業の反撃、源流回帰、Artなど多種多様な話題が繰り広げられます。

フロリディを読み解くとは、私たちを取り巻くありとあらゆる情報、それらによって成り立つ現代社会を多面的に捉え直すことなのかもしれません。

この座談会は、哲学に関心のある方には、様々なトピックに対する二名それぞれの解釈を楽しむことができますし、あまり知識がない方には、周辺知識の全体像を捉えるきっかけとなるでしょう。

関連書籍

座談会で話題に上がった書籍を中心に大林寛さんがマッピングしました。水平方向が時間軸です:

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