アクセシビリティカンファレンス福岡2024への出展
アクセシビリティカンファレンスとは
アクセシビリティカンファレンス福岡2024は、福岡から未来への橋をかけることを目指し、アクセシビリティの向上に取り組む多くの人々が集うカンファレンスです。第2回目の開催となる今回のテーマは「つぎはどうする」。アクセシビリティへの取り組みを進める中で、さらなる価値や結果を追求する姿勢を議論する場となりました。
当日のイベントの様子
当日は、4つのセッションと2つのスポンサーセッション、スポンサー企業によるブース紹介が行われました。会場は警固神社社務所ビルでしたが、現地参加に加え、YouTubeでのライブ配信も実施され、字幕や手話通訳を交えた情報保障版も同時配信されました。
ステージでは、田中みゆきさんによる「障害は乗り越えられるべき課題なのか?」をテーマにしたトークが行われ、その後、坂巻舞羽さん、吉田和生さん、小谷野崇司さん、富田梓さん / 慶島亜門さん、野田純生さんらによるディスカッションが続きました。障害の捉え方や社会のバリア、技術の影響について考察し、アクセシビリティ向上の課題と企業の多角的な取り組みが紹介されました。
ゼロベースは企業ブースにて、機関誌『ゼロベース』の紹介と、新たに制作した「会社案内」「ブランドCM」「ポスター」の展示を行いました。
イベントでの配布を終えて
今回のイベントでは約300人に冊子を配布しました。参加者の方々からは、
「こんな会社案内は見たことがない」
「歴史を踏まえた価値観が伝わり、理解が深まった」
といった感想を、ブースに直接足を運んで伝えてくださる方も多く、大きな反響をいただきました。 もちろん、この会社案内は今後もアップデートを重ね、さまざまなイベントで配布していきます。 今後、ゼロベースのブースを見かけた際は、ぜひお手に取ってご覧ください。
ゼロベースショップでオンライン注文もできます。
チーム
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石橋秀仁
代表取締役/情報アーキテクト2004年〜現在人間中心デザインとアジャイルウェブ開発の実践者。国立高専でサイバネティクスや制御工学を学んだのち、ウェブサービス開発者、エンジニアとして独立。2004年にゼロベースを創業。2005年には日本最大のインタラクティブウェブ技術(Ajax)コミュニティを主宰。2020年までGMO VenturePartnersのデザインフェローとしてスタートアップのサービスデザインを支援。国際イベントWorld IA Dayの地域開催オーガナイズ、ウィキペディアの「ユーザーエクスペリエンス」記事執筆、海外専門書の監訳など、情報アーキテクチャ(IA)の普及啓蒙に務めている。2021年、福岡にUターン移住。モットーは「思想を実装する」。 -
浦川大志
ウェブディレクター/アーティスト2022年〜現在九州産業大学 芸術学部を卒業したのち、福博綜合印刷株式会社で2021年までウェブディレクターとして勤務し、サイトのデザイン・設計、ECサイトなどの運用業務に従事する。2022年からゼロベースに参画し、ウェブサイト制作や展覧会企画などの業務に従事。画家としても活動しており、インターネットやSNSの普及がもたらした新世代の情報流通のありようを反映し、デジタル的な質感を伴った風景画を制作。横浜市美術館など、国内外の美術館での展示や長谷川白紙などミュージシャンへのアートワーク提供を行なっており、2018年「VOCA展2018」にて大原美術館賞受賞。作品は福岡市美術館、熊本現代美術館、大原美術館に収蔵されている。